吉祥寺音楽祭『第18回 吉音コンテスト 決勝大会』

令和元年5月3日、今年も吉祥寺音楽祭の代表的なイベントの一つである『第18回 吉音コンテスト 決勝大会』にお伺いし、運営のお手伝いを少々させていただきました。

先日、武蔵野市議会議員として再選された、S&Lのエグゼクティブアドバイザーに就任いただいている音楽祭実行委員の堀内正嗣さんと、大会会場の吉祥寺シアターの入口前で吉音コンテストの看板を挟んで恒例の記念撮影です。

今回で3回目になりましたが、さすが堀内さん、いつも素晴らしい笑顔ですね♡


そして、今年も吉祥寺音楽祭のパンフレットにもS&Lのロゴを入れていただきました。

(金子印店さんの上です。)


今回は初めて吉祥寺音楽祭の「ストリートライブ」に出演するアーティストのマッチングをさせていただき、少しずつですが関わりを深めさせていただいています。

さばいばるいとうさんに出演いただいたストリートライブの様子はコチラからご覧ください。)


さて、2002年からスタートし、今年で第18回を迎える吉音コンテストですが、昨年とは進め方を少々変更され、地元のライブハウス推薦出演枠や、会場の観客の投票によるオーディエンス賞を廃止されたようです。

このためでしょうか、かなりスムースにコンテストが進行していたように思いました。

歴史ある吉音コンテストは、おそらくこのような大小の改善の積み重ねがあったからこそ続いているものと勝手に思う次第です。

しかし、10組の出演者、10分間の出演時間という枠組みは例年どおりで変わっていません。


今年もチケットを購入し、15時の開演後は一観客として、しっかりと客席で拝見、拝聴させていただきましたので、第18回決勝大会を振り返りたいと思います。


第1部のトップバッターは、10名の大編成の"Super Bears"

皆さん若いのにディキシーランドジャズ風の懐かしいサウンド、でもノリノリの演奏で、のっけから観客も手拍子で応え、一気に会場が暖められたように思います。

一転して、2組目の"がきえとかっちん"は、ボーカル兼キーボードとギターの2人組の少人数の編成です。

ボーカルの方の透明感のある美しい声に癒されました。

水のような(?)、シンプルなサウンドでしたが、歌は何か説得力を感じました。

"ポップコーンズ"は、4ピースのどこか懐かしさを感じるブルースロックのバンドです。

サウンドはシンプルで力強く、会場も大いに盛り上がりました!

"Kayoko"さんは、キーボード弾き語り+カホーンのサポートという編成でした。

伸びやかでハリのある声で、アップテンポの2曲目「ルルララ」(?)では、観客から手拍子が沸き起こり、聴いていて気持ちが高揚していくのを感じました。

"Academic BANANA"は、自らの楽曲を”ネオ歌謡曲”と称していて、高めで、甘い声の男性のボーカルでしたが、ともかく歌詞が一番はっきり聴こえてきたことが印象的で、言葉が気持ちとともに伝わってくるような感じを受けました。

また、バンドの演奏もとても安定していました。


休憩を挟んで第2部は、"遠藤 雅美"さんのステージから。

大人の余裕と申しましょうか、堂々とした佇まいで、ポップスナンバーは力強く、バラードはしっとりと安定感のあるボーカルで楽しませていただきました。

"高橋のりえ"さんは、唯一のサポート無しの、ギター弾き語りの正真正銘のソロでの出演でした。

1曲だけを制限時間いっぱいに演奏され、スペーシーで繊細なサウンドとダイナミクスが印象的でした。

”間”がともかく絶妙で、吉祥寺シアターに居た全ての人が彼女の詩の世界に引き込まれて、全員が固唾を飲んで聴き入っていたように思いました。

審査員の講評に聞き入る高橋さんと、司会の第4回グランプリのユースムースアヴェニューの青江さんです。

"bloodless the war"は、ツインボーカルのニューウェーブを感じさせるポップスバンドでした。

2曲目の曲名は失念しましたが、「祭りだ祭りだ~!」という盛り上げ方が面白くて、聴いている人たちを楽しく、元気にさせるパワーを感じました。


"Piano Shift"は、今回唯一のインストゥルメンタルのみの演奏で、ジャズもロックも感じさせる実力派のピアノトリオです。

シンプルな編成ですが、迫力のあるカッコいい演奏で、多くの観客が曲に合わせて体を揺すりながら聴いていました。

そして、最後の10番目の出演者は、"ななめとなり"です。

1曲目はボサノバ調で、ジャジーなバックの演奏に、ポップな女性のボーカルの組み合わせがとても心地良かったです。

曲のアレンジも「憎いねぇ、この~♡」という感じでしっかり考えられていて、メンバーはフレッシュな若い方々ですが、なぜか惹かれる、独特の雰囲気を感じさせるバンドでした。

この後は審査の時間ですが、この時間を利用して、恒例となってる観客のチケットの半券の通し番号で地元レストランのディナー券やプロサッカーの観戦チケット等が当たる大抽選会、そして、前回グランプリ受賞者"The mammy rows"のミニライブです。

生の演奏を拝聴するのは、昨年の決勝大会出場以来で2度目となりますが、力強く、カッコいい圧巻のステージで、さすがグランプリらしく、堂々としたステージを大いに楽しませていただきました♪

(バンド名は「ざまぁみろー」と掛けているんですね。1年経ってから気付きました…orz)


そして、いよいよ審査結果の発表です!

そうそうたる審査員の皆さんもステージに上がります。

今年新設された「審査員特別賞」は、"高橋のりえ"さん。

パフォーマンスのインパクトがとても大きかったです。

副賞のビールを貰ってニッコリ。

準グランプリは"ななめとなり"です。

惜しくもグランプリは逃しましたが、今後の活躍が期待されます。

そして、コンテストの数日後、S&Lミュージックの趣旨をご理解いただきまして、『ポップバンド系』S&Lアーティストとして登録くださいました!

そして、第18回決勝大会の栄えあるグランプリは、"Academic BANANA"です!

ネオ歌謡曲に込められた彼らの発するメッセージは、説得力を帯びていて、思いが伝わってくるように感じました。


3度目の今年の決勝大会も楽しく、興味深く拝聴させていただきました。

吉音コンテストには、特定の誰かのファンという訳ではなく、出演する様々なアーティストの色々な音楽の世界や、真剣な演奏やパフォーマンスを楽しみに来られている「吉音コンテストのファン」の地元の方々がたくさんいらっしゃるように見受けられます。

これは20年近く続けられてきた実行委員会の試行錯誤の積み重ねによるものが大きいのではないでしょうか。


そして、グランプリの副賞として、地元コミュニティFMの1年間のレギュラー出演権が授与されるのも素晴らしいです。

グランプリのアーティストは、このラジオ出演権だけでなく、これから1年間は吉祥寺の顔として色々なイベントにも出演されるのです。


昨年と同じようなまとめになりますが、吉音コンテスト、吉祥寺音楽祭のような市民による市民のための地域密着型の音楽祭が、もっと多くの町で行われるように、何とかそのお力になれるように今後も取り組んで参りたいと思います。


最後になりますが、堀内正嗣さんをはじめ、吉音コンテスト実行委員会の皆様におかれましては、本年も大変お世話になりまして、どうもありがとうございました。

あらためて御礼申し上げます。