吉祥寺音楽祭『第17回吉音コンテスト 決勝大会』

2018年5月3日、今年もS&Lミュージックのエグゼクティブアドバイザーに就任いただいている堀内正嗣さん(武蔵野市議会議員)のご案内により、第33回吉祥寺音楽祭第17回 吉音コンテスト 決勝大会」に伺い、少々ではありますが、運営のお手伝いをさせていただきました。

会場の吉祥寺シアターの前で堀内さんと恒例の(?)記念撮影です。

吉音コンテストは第17回を迎えますが、今年からグランプリ受賞者に授与されるフラッグが新たに登場です。音楽祭の実行委員の皆さんが織った布をパッチワークのように縫い合わせた手作りのフラッグとのことで、皆さんの思いのこもったものです。吉音らしい、お洒落でカジュアルな雰囲気がナイスですね♪

フラッグの前には3賞の副賞の一部のフルーツ詰め合わせと大量の缶ビールです!?

そして、今年も吉祥寺音楽祭のパンフレットにS&Lミュージックを掲載いただきました!

コンテストは14:30開場、15:00開演ですが、例年以上に前売券の販売が好調とのことで、開場前に当日券の販売を一時ストップする程、多くのお客様が来場されました。

スタッフの方にお聞きすると、特定の出演者をお目当てにされているお客様だけでなく、吉音コンテスト自体を毎年楽しみにされている地元の方も多くいらっしゃるようで、地域に根付いた音楽祭であることをあらためて感じました。


さて、決勝大会はフリーエントリーによる応募106組から厳しい予選を勝ち抜いた7組と、吉祥寺にあるライブハウスが推薦する3組の計10組により、10分間の制限時間内の演奏でグランプリを目指して競われます。

トップバッターのDiamond Lilyは、今年の江東バンドFESTIVALでもたまたま拝聴しましたが、その際には江東区文化コミュニティ財団賞も受賞している実力派の若者らしい元気なロックバンドでした。

ピアノシンガーソングライターの伊沢ビンコウさんはピアノ弾き語りwithカホーンによるシンプルな編成。伸びやかな声とピアノが相まって心地よく聴かせていただきました。「ローカル線」、せつなくも美しい曲でした。

熊本県出身のシンガーソングライター、天音みひろさんはバンドをバックに安定感のあるボーカルを披露されました。2曲目の「一度きりの人生を」は、テンポの良いポップスでしたが、そこはかとなく懐かしさを感じたのは私だけでしょうか。

緑川マリナさんはピアノ演奏をバックに歌われました。パンフレットでは、「元スイミングインストラクターの体育会系シンガー」と紹介されていましたが、何とも人を惹き付ける繊細な美声で2曲のバラードを歌い上げ、うっとり聴きほれてしまいました。

ライブハウス"warp"推薦のカミバヤシユウタさんは、エレキギターを座って弾く珍しい演奏スタイル、と思ったらベースの方も座っていました…。楽曲やサウンドは、今回の出演者の中で最もオリジナリティを感じました。

ライブハウス"Planet K"推薦のThe Dawn(ザ・ドーン)は、審査員の市川"JAMES"洋二さんが仰ったように、最高にファンキーでソウルフルなバンドでした。このバンドの登場で一気に会場のボルテージが上がったように思います。

MINORU PHON(ミノルフォン)さんは「アコギとループの弾き語リスト」と紹介文にあるようにループマシンを活用しながら、聴いている人を元気にしたいという思いの伝わる楽しいステージでした。

The mammy rowsは、1曲目のブギウギ風?の「わがまま」でガツンとやられました。ボーカルの方が物凄くパワフルに、踊りながら楽しみながら歌われていて、バンドも雰囲気があって、感動しました。コメントされた審査員の方々も「文句の付けどころがない」「もっと長いステージを見たい」と賛辞を送られていました。

(笠置シヅ子さんをイメージしたのは私だけでしょうか…。)

ライブハウス"SHUFFLE"推薦のMIC-RINE(マイクライン)は男性2人組のHip-Hopユニット。ボーカルとラップの組み合わせで、2曲目には会場を総立ちにして盛り上げました。

そして、最後の10組目はNUTTY WESTERN'Sが登場です。リーゼントのウッドベースとスタンディング・ドラムのリズム隊を見て、オールディーズ系のバンドかと思いましたが、もっとワイルドで、個性的な素晴らしいグルーヴのロックンロールバンドでした。

この後は審査の時間に入ります。

3つの賞の1つのオーディエンス賞は、お客様の投票によって決定します。場内が明るくなり、満員のお客様が真剣にアンケート用紙に記入されています。

投票後は、昨年度グランプリのますかけのステージでした。

グランプリの風格と余裕が感じられる見事なステージで、グランプリ特典のむさしのFMへの約1年間のラジオ出演の経験によるものでしょうか、MCもお客様を笑いの渦に巻き込む素晴らしいものでした。

審査の結果、第17回吉音コンテストの3つの賞は以下のように決定しました。

オーディエンス賞:天音みひろ

準グランプリ:緑川マリナ

グランプリ:The mammy rows

10組の出演者は皆さん素晴らしいパフォーマンスで、甲乙付け難く、10分間という短い時間ですが、とても楽しく拝聴させていただきました。個人的には、女性ヴォーカルの方々の歌がそれぞれに魅力的で印象に残りました。


今年も歴史ある吉音コンテストに僅かですが携わらせていただき、実行委員会の皆様はじめ、関係の皆様とも多くのご縁をいただきました。皆さん本職を別に持ちながら、これほど大きな規模の音楽イベントを業者任せにせず、自ら準備して、運営されることは、相当な困難やご苦労があることと思いますが、市民有志の力を結集し、常により良い方向を追求された結果、会場が満席になっているのではないでしょうか。

S&Lは地域のイベントとアーティストを繋ぐマッチングを中心に活動しておりますが、このような市民の力による吉祥寺音楽祭のような音楽イベントが成功事例として共有され、日本全国のもっと多くの町で行われることを期待するとともに、そのような場でお力になれるようにいたしたいと考えております。

最後になりましたが、堀内正嗣さんはじめ、吉音コンテスト実行委員会の皆様には、大変お世話になり、あらためて感謝申し上げます。