S&Lミュージックの活動は“ボランティア”ではない! by きいちろ(企画立案スーパーバイザー)

東京都墨田区のデイサービス施設様から高齢者の皆さんと一緒に音楽を楽しむパーソナリティの募集依頼をいただきました。

介護を必要とする高齢者の皆さんに音楽を通じて楽しいひと時を過ごしていただく。

それは、本当に素晴らしく素敵なことで、高齢者の皆さんに張り合いのあるいきいきとした日常生活を送っていただく一助となるでしょうし、音楽療法という分野があるように、認知症予防などの健康に寄与する効果も一定程度あるものと思われ、とても意義深いものと思います。

そういった社会貢献をしたいと考えるアーティストも多いでしょう。

ただ、そこで少し気になることがあります。

このような活動は、その性格上、いわゆる“ボランティア”であって当然、というような考え方があるとするならば、それはいかがなものか?と指摘せざるを得ません。

もちろん、先に述べたような活動の趣旨・内容からして、出演料や謝礼金は不要、と報酬を自ら辞退するアーティストもたくさんいると思いますし、S&Lミュージックでは、そのような志の高いアーティストを求めています。

しかし、それは当然のことなのでしょうか?その活動は“ボランティア”なのでしょうか?

私は、そうではないと思います。

“ボランティア”というのはあくまで自主的な奉仕活動です。誰かに頼まれてやるものでも契約に基づいてやるものでもありません。何らかの社会的使命を負って義務的にやるというものでもありません。

言うまでもなく、ボランティア活動は尊いものですが、何ら契約等に基づかない、あくまで“自主的”な活動であり、やるのが自由であると同時に、やらないのも自由、途中でやめるのも、誤解を恐れずに言えば手を抜くのも自由、また、突発的な自己の都合を優先するのも自由といった側面を持っています。

それは何ら批判されるべきものでもなく、ボランティア活動というのは本質的にそういうものなのです。

“コモンレーベル”たるS&Lミュージックの活動は、すべて無償、非営利で行っています。
しかし、決して“ボランティア”ではありません。

S&Lアーティストの活動も、もとより基本的にプロ又はそれに準ずる活動であり、決して“ボランティア”ではありません。

演奏依頼などを引き受けた以上は、報酬の有無とは何ら関係なく、きっちりと仕事として対応しますし、しなければなりません。

S&Lミュージックの活動は“ボランティア”ではない!

この際、それだけは、はっきりと申し上げておきたいと思います。